日本の夏

セミの声、いい感じです。
日本の夏もいいですね。暑いけど。

さて日本に戻ってきました。翌日、即パスポートを更新しに行きました。
うれしーーーー。

帰りはタイ航空でした。
どういう理由なのかよく分からないのですが、エア・インディアの名前と料金で
タイ航空に乗れるという、謎のチケットがあったのです。
でも当日、空港の画面にはエア・インディアの「え」の字も見えず、
ただ「ANAとの共同運航便」としか書かれていない。
私のチケットはエア・インディア発券なのに。謎だ。

タイ航空、やっぱりいいなあ。乗務員も乗客もマトモでホッとする。
でもさ、「週刊朝日」読んでるわたしに「外国人用出入国カード」を渡すな! (苦笑)。
ま、いつものことですがぁぁ。そんなにあたしは非日本的なのだろうか?
いいけどさ。週刊朝日だぜ?!

帰国早々、「水戸黄門」を見てボロボロ泣く。
やっぱ水戸黄門はいいよねえ。
あのベタなつくり。チャンバラシーンに親子の情、ラストで口上を述べる水戸黄門、
インド映画に通じるものがあるというか、これぞエンターテイメントの真髄という気がする。
石坂浩二はどうかと思うんだけどねーーー。

ついでに「美空ひばり特集」も見る。
わたしゃー演歌も司会の徳光さんも大嫌いなのだが、美空ひばりは好きだ。
水戸黄門と同じ理由だ。
あの大芝居がかった歌いっぷり、そしてそれが似合ってしまうひばり。
好きなタイプの声じゃないけど、思わず聴き入ってしまう有無を言わせぬ迫力がある。

と、確か同じようなことをRobert Plantのときにも書いた覚えがあるな……。
私が好きな声とは、草野マサムネくんとか、James Bluntとか、掠れ気味の男の子の
声なのらしい。

ところでジェイムスくんますます快調。
10月にロンドンでライブがあるらしいので、うちの先生を遠隔操作してチケットを
入手したい所存。「いいじゃん、レコード持ってるんだから」という先生に、
「だって生で見たいもん。あの人、メチャかっこいいし」というと、
あからさまに機嫌をそこねていた。見た目がいい男すべてに敵意を持つのだ、
うちの先生は。だからあれは観賞用の王子様なんだってばーーー。
あなたのかっこ良さは他の人が知らないとこにある。わたしだけが知ってるのだ。ふふふ。

安易な「感動」が大安売りされている昨今の日本、みんな、鳥肌が立つような
真物のエンターテイメントというものを忘れている気がする。
「プロ」という言葉がプロじゃない人を評するのに使われ、
「アーティスト」も「女優」も単なるタレントとなんの違いもなく、
メディアはチープにでっちあげた「感動」を提供したがる。

感動というものは人に押し付けられてするものじゃない。
……と、わたしは切に思う。提供するほうも安易だが、受け入れる方も怠惰だ。
「国民は自分たち以上の政府を持てない」と誰か偉い人が言っていたけど、
カルチャーに関しても同じことが言える気がする。
こういう土壌で文化が育つのかな、とちょっと真面目に思ってみたり。
用意された絶対安全牌の中でしか感動できないって貧しいよな。

今日、高島屋に行ったのね。
日本のものって、服でも靴でもすごいよくできてるよね。
縫製もデザインも。感動しました(笑)。
値段も高いけど、イギリスで同じようなものを買おうとしたらもっと高い。
で、イギリスの場合、そこそこの品物は、大量にズラーーーーッと並んでいて、
購入直後に同じものを持っている誰かを発見してがっかりするすることしかり。

化粧品にスーツ、日本で買っていこうと思うものはいっぱいあるけど、
実際、心惹かれるものがたくさんあるけど、金がいくらあっても足りない。
日本にいていつも思うのは、道行く女の子がみんなすごいキレイだってことだ。
頭の上から足の先まで、隙がない。
でも、みんな、家計はどうなっているのだ?

ああいう格好をしたいと思うと、本とか映画とかレコードとか、
わたしにとってもっと大事なものを犠牲にしなきゃいけなくなる。
あのキレイなお姉さんたちはその辺どうしてるんでしょう。知りたい。

そんな折り、うちの先生が「タイチ・ヤマダのストレンジャーズという本を読んだ、
面白かった、きみは読んだか?」とかいうメールをよこしたので、急遽、紀伊国屋に行き、
日本語版(っていうか原書)を突き止めて購入。
さいきん日本文学にハマっているらしい先生、「ミシマの文体がどうのこうの」とか
言って来るので油断がならない。なんであたしがガイジンに日本文学の説明されなきゃ
いけないんだ。ちくしょう。負けるもんかーー(妙な対抗意識)。

しばらく日本の休暇を楽しむことにします。
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by masala_days | 2005-08-11 02:42 | 旅なんちゃって


20代の暗黒時代をインドとイギリスその他あちこち季節移動し続け、30代、やっと日本国で社会復帰。8か月の産育休を経て、現在、働くかあちゃん。オットの不在中に衝動買いしたマンションの借金返済に勤しむ


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