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ケビンを連れて

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わけあって父親の元に預けられていた息子のケビンとともに、
ストーンヘンジに行ってきました。

というのは冗談で(つまんなくてごめん)、もうすぐ本帰国が迫っている
友人Sさんが、「いまさら一緒に行く人がいないけどぜひ行きたい」というのを
耳ざとく聞きつけ、ふたりで行ってきました。

ストーンヘンジ自体はまあ「見た!」というものなのですが、
なんといっても無料で貸し出ししている日本語のオーディオガイドが傑作でした。

「ストーンヘンジはなぜ、つくられたのでしょうか?」
「太古の人々の声が聞こえますか?」
「さあ、もう一度振り返って、この神秘の光景を心に刻み付けてください」

等々、一瞬で終わってしまう見学を盛り上げるためなのか、
男女ふたりの声でたたみかけるようにストーンヘンジのすばらしさを絶え間なく語る。

くどい。

ぜひ英語バージョンも聞いてみたかったのだが、
ふきっさらしの野原ゆえ、寒さに打ち震えておりあえなく断念しました。

またこのガイド、やっと終盤のまとめに入ったかと思いきや
なかなか終わらず、
「売店でお土産のお買い忘れもなく」
「暖かいお飲み物もどうぞ」
としっかり宣伝も忘れないしぶとさであった。

イギリスの観光もなかなか楽しゅうございます。
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by masala_days | 2005-12-28 22:11 | イギリス話

インドビザの謎

さて懸案だったインドビザ取得です。

なんとか申請を終えたのち、「できる日時を後日教えるから電話しろ」と
いわれた番号に何度かけても誰も出ない、留守電になる、おまけに
留守電はメッセージがいっぱいで何もできない。
まったく何ポンドを空しい電話代に費やしたことでしょうか。

思い余って直接大使館に赴き、うっとおしいので
引換券をすーっと窓口にだしてみたら、
あーら不思議。

何事もなかったかのように、あっさりとビザが添付されたわたしのパスポートが
出てきました。っていうか、申請した直後にできてたらしい。
なんなの? あの電話番号は(怒)。

謎です。

そしてつい先日、同行者3人が申請に行ってきました。
自分が魑魅魍魎につかれきったので、けっこう心配でした。

すると、

あっさり、

即日、申請から1時間後に取得できたのです。
まるきり英国国籍者と同じ扱いです。
わたしのときのような、たいした混乱もなく、
おまけにわたしより10ポンドも安い6ポンドで。

なんなの? この差は(怒)。

謎です。

まーとにかくビザとれてよかった。
これで晴れて年末年始はインドではじけることができます。
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by masala_days | 2005-12-16 23:48 | イギリス話

クリスマスですな。

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[Christmas Illumination at Regent Street, Piccadilly Circus]
Taken by rarely used "Ricoh GR1v", Fantastic!!!!!

今年もそんな時期になりました。去年、クリスマス前のオックスフォード通りなどで
人混みに比喩でなくマジで押し潰されそうになったので、今年はもう絶対に
週末はあの界隈には出まい、と決心しています。

季節外れに(?)、サルサ全開の今日この頃。いや踊りに行く元気がないので
家で大音量でかけているだけなのですが。
夏に日本でキャンプに行った時、渋滞の道中、サルサをかけていたら、
同乗者のうち2名が、スペイン語ぺらぺーらの才媛で、
歌詞をいちいち訳してくれ、いかにヘボな内容であるかを思い知らされました。

♪おーお前にまた会いたいよー
とか、
♪きみがいないと生きていけない~
とか(爆笑)。
なんかもう、能天気に輪をかけて能天気というか、気楽すぎるというか、
中身がなさすぎるというか、ああラテンって幸せよね、というか。

そんなこと知らずに踊り狂ってましたがな。
ああものを知らないというのは強いなあ。
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by masala_days | 2005-12-06 07:56 | イギリス話

英国で印度査証申請

明日から所属する大学院修士課程(らしい)にて試験がある。
準備? 悲しいくらい、していない。
締め切りを過ぎた原稿をやっとあげた(たまに忘れるがわたしの本業は文筆業である)、
日曜の夕方。いい加減、どんな内容かくらいは確認しておいた方がよさそうである。

と、教科書などを出して並べてはみるのだが、
だあああ。

締め切り直前にならないと原稿を書かない、
試験直前にならないと勉強しない、

駄目人間です。

さて先週は気合いでロンドンのインド大使館へビザの申請にいってきました。
なぜなら、

ついに!

1年9ヵ月ぶりに、年末年始はインドに行くのであります!

ビョーキだよね。もう当分行かないって決めてたのにさ。
で、5年ものなのにインドビザが堂々の5枚添付されていた旧パスポートはおいてきたし、
まっさらな新パスポートをひっさげて、どうだ! と行ったはいいものの。

ロンドンでのインドビザ申請は、Aldwychというところにある、
High Commision of Indiaで行うのだが、ここがまず第一の難関であった。
コベントガーデンに近い、どこをどう見ても大英帝国倫敦、というエリアに、
突如出現する濃ゆ~い南アジアな空間。

何度ホームページや地図を確認しても場所がよくわからず、案内の電話は有料で(怒)、
とりあえず最寄の駅から乗り込んだバスで、やはりHigh Commissionがナントカ、
と運転手に訴えているシークのおじいさんがいたので、彼に話しかけ、
一緒に連れて行ってもらうことにする(この時点ですでにインド的である)。

さてホームページには、
「申請したい人は、必要書類を持って朝の8時半から12時までに来い」
と書いてあります。東京のインド大使館も午前申請受付、午後受け取りなので、
ま、順当な時間割と思いますよね、ええ。

わたしが行ったのは、ちょっと遅めの10時過ぎ。
場所なんか事前に分からなくても十分でした。
眼光鋭い、浅黒い烏合の衆が入り乱れた広場があり、そこがHigh Commission。
インドに行ったことがない人は、まずこの光景だけでビビることでしょう。

「すいません! ビザ申請はどこ???」
叫ぶと、誰かが、一応は列になっているらしい集団を指差す。
わけのわからないまま、押し合いへし合いされながら、そこに並ぶ。
窓口でピンクの紙切れ(整理券らしい)を渡され、指差された扉へ向かうと、いきなり
入り口の普通の格好をしたインド人に止められる。

「紙を見ろ。午後2時に来いと書いてあるだろう?」
「あのう、今まだ10時なんですけど」
「ノープロブレム、2時に来い」

インドなら、耐えられる。が、ここは大英帝国。
けっこう忙しい中、やっと時間をつくって申請に来たのである。
しかし入り口のインド人は頑としてわたしを入れてはくれず、
気づいたら周りは同じような申請待ちのイギリス人、インド人でいっぱい。
みんな口々に、「中に入れろ、中に入れろ!」の大合唱。
そぼふる雨がみなの頭を濡らしている。
こういう時、ちびっこのわたしはすっぽり輪に入ってしまって、怖い。

ようするに、「朝の8時半から12時まで」つうのは、「整理券をもらえる時間帯」なわけです。
その合理性を追求する姿勢がはたして機能しているかどうかはともかく、
とりあえずは、「なんとかしてスムーズに業務を行おう」という意志の現われらしい。

しかたないので、所用を済ませてまた2時ちょっと前に戻ったHigh Commission。
気の遠くなるような、長蛇の列。たかが建物に入るのに、この段取りの悪さは何よ?
だいたい、申請は毎日行っているはずなのに、なんでまたこんなに希望者がいるわけよ?
白人クリスマスバカンス率多少、インド里帰り率が圧倒的。
マイノリティのインド人が大挙して観察できる貴重な場である。

やっとのことで建物の中に入ったものの、そこはまた阿鼻叫喚の南アジア。
なんでこうなるのだ? ここは大英帝国じゃないのか?
みんな大人しく順番を待って、いわれた通りに進めば、受け付けできるんじゃないのか?
どうしてあちこちで怒号が飛び交ったり、割り込んできたりする輩がいるのだ?
申請窓口のおばちゃんは笑顔の欠片も浮べず、ことあるごとに、命令口調で怒鳴っている。
白人の若者が馬鹿な質問をしようものなら、「何か言った?」と青筋たてて聞き返す始末。

怒られた時の反応が面白い。

インド人はめげない。それでも主張を通そうとする。インド人がインド人たる所以。

白人は面白いくらいにシュンとする。心の中では「インド人のくせに」と思っていそうな
ハイソなマダム系やビジネスマン系でも、そこで切れては沽券に関わるからかビザが
とれなくては大変と思ってるからか知らないが、表面上は神妙に下手に窓口の
インド訛りバリバリのおばちゃんにお伺いをたてる。
イギリスの白人が旧植民地の人間に対して妙に腰が低いことを観察できる貴重な場である。

さて一応ここでは電光掲示板つうものがあり、整理券の番号が表示されたら
窓口に行っていいことになっているらしいのだが、どこへ行けばいいのかわからないし、
だいたい割り込んでくる人が絶えなくて窓口はどこもいっぱいだ。
はっきり言って整理券の意味、針の先ほども、ありません。

さっきから一番怒鳴っているおばちゃんの窓口が一瞬、空いた。
嫌だけど、今行かないと、一生申請できない。

おばちゃん、わたしのパスポートを一瞥すると、また命令口調であれこれ質問。
丁寧に答える。イギリスのイミグレーションの係官に比べれば、まだ優しい方だ。
途中、またわけわかんない割り込みが入る。
おばちゃん、また怒鳴る。「今はこの子のをやってるのよ! 見えないの!」
そしてわたしに向かって、「あなたはどく必要ないのよ! そこにいなさい!」
この辺でわたし、ちょっと気づき始める。
おばちゃん、顔も口調も怖いが、なんとなく、わたしには優しい気がするのである。

イギリス国籍者は即日でビザがおりるのだが、わたしは日本人なので、
本国に照会が必要で、多少の日数がかかるらしい。それはまあ、当然なのでしかたない。
が、何か書類が足りなかったらしく、おばちゃん、「そこでしばらく待て」とわたしに命令。
パスポートを取り上げられた状態でちょっと不安になっていると、「Don't worry」と意外なお言葉。
なんだいい人じゃん。

アジア全体にいえることだと思うが、おばちゃんはたいてい、わたしに優しいのである。
なぜか知らないけど、ちびっ子で若く見えるゆえ、傍若無人な男どもの中では
限りなく頼りなく見えるんだろう。
こういう時は思い切り「丁寧にお願いモード」にスイッチするのが賢い。
白人女性はこの空気が読めず高飛車な態度を崩さないので、よけいな痛い目に遭う。

反対に、若い白人男性に馬鹿にした態度をとられるような時は、
思い切りハイソに丁寧に上流アクセントでゆったりと微笑みなんか浮べて返すのが賢い。

対する人によって態度を変えなきゃならんのはまことに疲れるのであるが、
人種も身分も入り乱れた世の中を渡っていくには、その場で自分がおかれた立場を
知って素早くカメレオンのように変身するのが何よりも大事であることよ。

3時過ぎてようやく領収書を受け取る。受け取りはどうやら一週間後になるらしいが、
日時時間ともはっきりせず、電話しろとのこと。

ちなみに手数料はイギリス国籍30ポンド、日本国籍だとなんと6ポンド。
日印国交成立50周年だかなんだかを迎えた数年前から、日本人だけやけに安い。
これに照会手数料10ポンドが必要だが、それでも16ポンド。イギリス人より安いのだ。

ざまーーみやがりなさい!

と何かに対して思った一日でありました。つかれたーーーーー。
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by masala_days | 2005-12-05 04:09 | イギリス話

James Bluntに会う

いや、わたしじゃないんです。
こうやって冷静を保つのがたいへんなくらい残念ながら。

ニューヨーク在住の大学時代の友人が、本屋のイベントでJamesを見たという!
ギターで5曲歌ったんだってーーーーーー。きゃーきゃー。
チラシに書かれた名前にどうも覚えがあって家に帰って調べたら、
わたしがたびたび騒いでいる歌い手だったと!

きぃぃぃぃぃぃぃ。わたしなんか本国にいてぜんっぜん会えないのにさーーーー。
ちくしょうぅぅぅぅぅ。

まあそんなこんなですが、アメリカではまだ知名度が全然ないようです。
でもこの人、日本でもぜったい大ヒットすると思います。
「勝手に宣伝部長」というカテゴリでたまに彼への愛を語っているので、
興味ある方は右下のカテゴリでまとめて読んでね♡

それにしても、悔しい。もしその場にjいたら、絶対くらくらしてたと思う。
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by masala_days | 2005-12-04 07:02 | 勝手に宣伝部長


20代の暗黒時代をインドとイギリスその他あちこち季節移動し続け、30代、やっと日本国で社会復帰。8か月の産育休を経て、現在、働くかあちゃん。オットの不在中に衝動買いしたマンションの借金返済に勤しむ


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